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望月のあと 覚書源氏物語『若菜』

出版社名 東京創元社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-488-02487-1
4-488-02487-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 278P 20cm

商品内容

要旨

紫式部が物語に忍ばせた、栄華を極める道長への企みとは?平安の都は、盗賊やつけ火が横行し、乱れはじめていた。しかし、そんな世情を歯牙にもかけぬかのように「この世をばわが世とぞ思う…」と歌に詠んだ道長。紫式部は、道長と、道長が別邸にひそかに隠す謎の姫君になぞらえて『源氏物語』を書き綴るが、そこには時の大権力者に対する、紫式部の意外な知略が潜んでいた。

出版社
商品紹介

権力を欲しいがままにする道長に、紫式部が自作を通して仕掛けた罠……物語に秘められた式部の思いやいかに。好評シリーズ。

著者紹介

森谷 明子 (モリヤ アキコ)  
神奈川県生まれ。2003年、王朝ミステリ『千年の黙異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。卓越した人物描写とストーリーテリングで高い評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)