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三幕の殺意

創元クライム・クラブ

出版社名 東京創元社
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-488-02526-7
4-488-02526-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 257P 20cm

商品内容

要旨

昭和四十年―東京オリンピックが開催された翌年の、厳しい雪の訪れを間近にひかえた十二月初旬のこと。水芭蕉の花で有名な尾瀬沼の湖畔にある朝日小屋、その離れで、そこに住む男―日田原聖太が、その年初めての雪の降り積もる夜、何者かの手で殺された。朝日小屋にはその晩、被害者に恨みを持つ男女が何人が泊まっていた。誰もが犯行は可能、と思われて、しかし犯人絞り込みの決め手はない。容疑者の一人に数えられると同時に神奈川県警のベテラン刑事、津村武彦によるアリバイ崩しが始まる。

出版社
商品紹介

尾瀬沼畔の山小屋の離れで住人が殺された。現場には被害者に殺意を抱く複数の人間が……。周到なトリックと伏線。待望の新作登場。

おすすめコメント

雪降りしきる尾瀬沼畔の山小屋の離れで、そこの住人が殺された。山小屋には、被害者に殺意を抱く複数の人間が宿泊していた!周到なトリックと伏線。中町信待望の新作長編。

著者紹介

中町 信 (ナカマチ シン)  
1935年1月6日、群馬県生まれ。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら、67年から雑誌に作品を発表。第17回江戸川乱歩賞の最終候補に残ったのが、初長編の『模倣の殺意』である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)