• 本

屍人荘の殺人

出版社名 東京創元社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-488-02555-7
4-488-02555-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 316P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 屍人荘の殺人

    例年以上の激戦を勝ち抜いただけあって、専門家たちの評価が一段と高い「鮎川哲也賞」の最新作。待望される本格ミステリに大きな柱がたった。全国の書店員が選ぶ本屋大賞にもノミネートされ、ますますの注目ぶり。ボリューム感たっぷりながら、読む手が止まらない。魅力あるキャラクター設定に、早くも次回作の期待が高まるほど。新しい本格ミステリの幕開けを予感させる。

    (2018年3月1日)

商品内容

文学賞情報

2018年 第18回 本格ミステリ大賞 小説部門受賞
2017年 第27回 鮎川哲也賞受賞

要旨

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。緊張と混乱の一夜が明け―。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった…!!究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!

おすすめコメント

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。“曰く”など気にする風もない部員たちは、肝試しと称し神社に赴くが、想像を絶する異常事態に遭遇し紫静荘に立て籠もることを余儀なくされる。緊張と混乱が続くなか一夜明けると、部員の一人が惨殺死体となって発見される。それは連続殺人の序章に過ぎなかった――。究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?! 奇想と本格が見事に融合する選考員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!