深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2018年8月 |
ISBNコード |
978-4-488-02790-2
(4-488-02790-3) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 350P 20cm |
商品内容
要旨 |
昭和十二年(一九三七年)五月、銀座で似顔絵描きをしながら漫画家になる夢を追いかける那珂一兵のもとを、帝国新報(のちの夕刊サン)の女性記者が訪ねてくる。開催中の名古屋汎太平洋平和博覧会の取材に同行して挿絵を描いてほしいというのだ。華やかな博覧会を楽しむ最中、一報がもたらされた殺人事件。名古屋にいた女性の足だけが東京で発見された!?同時に被害者の妹も何者かに誘拐され―。名古屋と東京にまたがる不可解な謎を、那珂少年はどんな推理を巡らせて解くのか?空襲で失われてしまった戦前の名古屋の町並みを、総天然色風味で描く著者最新長編。 |
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おすすめコメント
昭和12年(1937年)、銀座で似顔絵描きをしながら漫画家への夢へ邁進している那珂一兵のもとを、帝国新報(のちの夕刊サン)の女性記者が訪ねてくる。5月末まで開催中の名古屋汎太平洋平和博覧会の取材に同行して挿絵を描いて欲しいというのだ。華やかな博覧会の最中、一行が巻き込まれた殺人事件。名古屋にいたはずの女性の足が、遠く離れた銀座で発見された――! 名古屋、東京間に仕掛けられた一大トリックに、那珂少年はどんな推理を巡らせるのか? 空襲で失われてしまった戦前の名古屋の町並みを、総天然色風味で描く著者最新長編。