仕掛島
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2022年9月 |
ISBNコード |
978-4-488-02876-3
(4-488-02876-4) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 418P 20cm |
商品内容
要旨 |
岡山の名士が遺した二通の遺言状。一通目の遺言に従って、一族の面々は瀬戸内の孤島・斜島に集められた。行方を晦ましていた怪しげな親族までもが別荘『御影荘』に招かれて奇妙な空気に包まれるなか、もう一通の遺言状は読みあげられた。翌朝、相続人の一人が死体となって発見される。折しも嵐によって島は外界から隔絶される事態に。相続人探しの依頼を受けていた私立探偵・小早川隆生と遺言執行人の代理を務める弁護士・矢野沙耶香、ふたりは次から次へ奇怪な事件に巻き込まれていく。鬼面の怪人物の跳梁、消える人影、そして一族が秘密にしていた二十三年前の悲劇―続発する怪事の果て、探偵たちの眼前に驚愕の真相が現出する!本屋大賞作家が満を持して放つ、謎解きの興趣を隅々まで凝らした長編ミステリ。 |
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出版社・メーカーコメント
デビュー20周年記念刊行嵐によって隔絶された瀬戸内の孤島巨大な球形展望室を有する異形の館遺言に従って集められた一族の面々東川篤哉長編史上、最大最長最新傑作! 岡山の名士が亡くなり、遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。球形展望室を有する風変わりな別荘・御影荘で遺言状が読みあげられた翌朝、相続人の一人が死体となって発見される。折しも嵐によって島は外界から孤絶する事態に。幽霊の目撃、鬼面の怪人物の跳梁、そして二十年前の人間消失――続発する怪事の果てに、読者の眼前に驚天動地の真相が現出する!本屋大賞作家が満を持して放つ、謎解きの興趣とユーモアあふれる本格推理長編。