電報予告殺人事件
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-488-02922-7
(4-488-02922-1) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 371P 20cm |
商品内容
要旨 |
ヴィクトリア朝大英帝国の巨大情報網の核となった電信事業。それを担う一員である電信士のローラ・テンパートンは、仕事と家庭を持つという夢の間で悩む日々を送っていた。ある晩、彼女は電信局を訪れた局長アクトンの甥ネイト・ホーキンスを案内するが、アクトンは密室と化した局長室で死体となって発見された。容疑者と目されたネイトの無実を確信したローラは、自らの職能を活かして調査に乗り出す。翌日、警察署には謎めいた電報が届くが、そこには被害者アクトンともう一つ別の名が記されており…。本格ミステリならではの趣向を随所に凝らした第三十三回鮎川哲也賞受賞第一作。 |
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出版社・メーカーコメント
時はヴィクトリア朝。チャーチゲートの電信局で十年に亘って研鑽を積んだ女性電信士ローラ・テンパートンは、結婚と職業のキャリア、どちらを選ぶかで日々悩んでいた。ある晩、彼女は局長アクトンを訪ねてきたアクトンの甥ネイト・ホーキンスと出会う。だがアクトンは直後、密室内で死体となって発見された。警察は遺産相続人となったネイトを疑うが、彼の無実を確信したローラは、自らの職能を活かして真犯人を追うことに。黄金期本格の楽しみを現代に蘇らせる第33回鮎川哲也賞受賞第一作。