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南の子供たち

創元推理文庫 Mロ3−14

出版社名 東京創元社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-488-15315-1
4-488-15315-1
税込価格 1,386円
頁数・縦 419P 15cm

商品内容

要旨

「ミシシッピへ行きなさい」私立探偵のリディアは突然母にそう命じられる。父殺しの容疑で逮捕された青年の無実を証明してほしいと、南部の親戚から依頼があったのだ。だが頼れる相棒ビルを伴い町を訪れると、件の青年は拘置所から脱走していた。知られざる中国系アメリカ人の歴史をひもときつつ、事件の解決に奔走するふたり。現代ハードボイルド最高のシリーズ、ここに帰還!

出版社・メーカーコメント

父殺しの容疑者として逮捕された青年の無実を証明してほしい――そんな親戚からの依頼を母経由で受け、私立探偵のリディアは相棒のビルをともないアメリカ南部ミシシッピ州へ向かう。だが、現地に着くと青年は拘置所から脱走していた。ふたりが行方を追ううち、かつてリディアの一族も関与した、中国系アメリカ人の知られざる歴史が浮かび上がる。現代ハードボイルド最高のシリーズ〈リディア・チン&ビル・スミス〉、堂々の帰還!

著者紹介

ローザン,S.J. (ローザン,S.J.)   Rozan,S.J.
1950年ニューヨーク生まれ。様々な職業を経て、90年頃から書き始めたミステリで、ふたりの私立探偵、中国系女性のリディア・チンと白人男性のビル・スミスを生み出し、94年に発表した『チャイナタウン』を第一作とする長編や多くの中短編で活躍させている。『ピアノ・ソナタ』『天を映す早瀬』でシェイマス賞、『どこよりも冷たいところ』でアンソニー賞、『冬そして夜』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を、「ペテン師ディランシー」でMWA最優秀短編賞を受賞するなど、現代を代表する私立探偵小説の書き手として高く評価されている
直良 和美 (ナオラ カズミ)  
東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)