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誘拐

創元推理文庫 Mテ19−2 P分署捜査班

出版社名 東京創元社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-488-29605-6
4-488-29605-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 352P 15cm

商品内容

要旨

ピッツォファルコーネ署管内の美術館から十歳の少年が消えた。激高しやすいロマーノと気取り屋アラゴーナがコンビを組んで捜査を進めるうち、事態は誘拐の様相を呈してくる。その頃ロヤコーノ警部は奇妙な空き巣事件を担当し、副署長が独自に調べる自殺案件にも新展開が。型破りな刑事たちが同時進行する事件に奔走する大人気警察小説、21世紀の“87分署”シリーズ待望の第二弾!

出版社・メーカーコメント

P分署管内の美術館から十歳の少年が消えた。気性の荒いロマーノと気取り屋の若造アラゴーナのコンビが中心となり、衝突しながら捜査を進めるうち、迷子や失踪ではなく誘拐であることが確実となる。いっぽうロヤコーノ警部は、高級住宅から何も盗まず去った奇妙な空き巣の事件を担当。さらに副署長が独自に調べる一連の自殺案件にも新たな展開が……。同時進行する犯罪を型破りな刑事たちが追う、21世紀の〈87分署〉シリーズ第2弾!

著者紹介

デ・ジョバンニ,マウリツィオ (デジョバンニ,マウリツィオ)   de Giovanni,Maurizio
1958年ナポリ生まれ。銀行に勤めるかたわら応募した文学コンテストで高く評価され、2006年に長編Le lacrime del pagliaccioで本格的に作家デビュー。同書を第一作とする“リチャルディ警視”シリーズと、13年刊の『P分署捜査班 集結』から開始した“P分署捜査班”シリーズのふたつで知られる。“P分署捜査班”は17年より本国イタリアで連続テレビドラマの放送が始まった
直良 和美 (ナオラ カズミ)  
東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)