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臨床探偵と消えた脳病変

創元推理文庫 Mあ22−1

出版社名 東京創元社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-488-41121-3
4-488-41121-5
税込価格 748円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

医科大学の脳外科臨床講義初日、初老の講師は意外な課題を学生に投げかける。患者の脳にあった病変が消えた、その理由を正解できた者には試験で50点を加点するという。正解に辿り着けない学生たちの中でただ一人、西丸豊が真相を導き出す―。第11回ミステリーズ!新人賞受賞作「消えた脳病変」他、臨床医師として活躍する後の西丸を描いた連作集。

おすすめコメント

医科大学の脳外科臨床講義初日、初老の講師は意外な課題を学生たちに投げかけた。患者の脳にあった病変が消えてしまった、その理由は? 正解者には今期の試験においてプラス50点を進呈する、というのだ。一向に正解にたどり着けない中、西丸豊という学生ただ一人だけが意外な真相を導き出す――。選考委員が絶賛した第11回ミステリーズ!新人賞受賞作「消えた脳病変」他、臨床医師として活躍する後の西丸の姿を描いた連作ミステリ集。現役医師がソリッドな謎解きで贈る、“臨床探偵”西丸豊の推理。『片翼の折鶴』改題文庫化。

著者紹介

浅ノ宮 遼 (アサノミヤ リョウ)  
1978年生まれ。宮城県仙台市出身。新潟大学医学部卒。2014年、「消えた脳病変」で第11回ミステリーズ!新人賞を受賞。16年、同作を連作化した『片翼の折鶴』を刊行。医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)