• 本

一週間のしごと

創元推理文庫 Mな4−1

出版社名 東京創元社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-488-41621-8
4-488-41621-7
税込価格 968円
頁数・縦 371P 15cm

商品内容

要旨

優等生だがほかに取り立てて特徴のない高校生の恭平。彼はある日曜日、直情的でお節介な幼なじみの菜加に呼びつけられ、一方的に相談される。何でも拾ってしまう癖のある菜加が、昨日渋谷の雑踏で母親から置き去りにされた幼児を連れてきてしまったのだ。なぜか自分の名前すら言おうとしない幼児を、恭平たちは僅かな手掛かりを元に、然るべき場所に送り届けようとするが…。

おすすめコメント

優等生だがほかに取り立てて特徴のない男子高校生・開沢恭平は、日曜日に幼なじみの青柳菜加に呼びつけられ、一方的に相談された。渋谷の雑踏で母親から見捨てられた子どもを保護し、家まで送り届けたが、荒れ果てた無人の室内に危機を覚え、自宅に連れてきたという。昔から行動力だけが突出している菜加は、事の重大さをまったく認識していなかった。「誘拐罪。お前がやったことはれっきとした犯罪だ」――大人たちを頼らず事態の収拾を図るため、恭平たちの波瀾の一週間が幕を開ける!

著者紹介

永嶋 恵美 (ナガシマ エミ)  
1964年福岡県生まれ。94年、映島巡名義の「ZERO」で第4回少年ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞。16年、「ババ抜き」で第69回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)