雪旅籠
創元推理文庫 Mと7−2
| 出版社名 | 東京創元社 | 
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| 出版年月 | 2020年7月 | 
| ISBNコード | 978-4-488-43622-3 (4-488-43622-6) | 
| 税込価格 | 902円 | 
| 頁数・縦 | 300P 15cm | 
商品内容
| 要旨 | 若き日より『八丁堀の鷹』と謳われてきた北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門と、芝居好きの息子清之介。同心親子が、江戸から明治へと移り変わる時代の波に翻弄されながらも、数々の事件に真摯に立ち向かう。大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変を題材にした「逃げ水」、雪に閉ざされた旅篭での密室殺人事件の謎を解く「雪旅籠」など、滋味溢れる全八編。文庫オリジナル。 | 
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おすすめコメント
江戸時代末期、北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門は、若かりし日より悪人の捕縛や吟味に辣腕を振るい、『八丁堀の鷹』と謳われてきた。妻に先立たれ、園芸と囲碁を趣味としてきた惣左衛門と、やり手の父親を持ちながらどうにも気弱な息子清之介。同心親子が、時代に翻弄されながらも、遭遇した謎に真摯に対峙する。大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変を題材にした「逃げ水」、雪に閉ざされた旅籠での殺人事件を描く表題作「雪旅籠」など全八編。時代ミステリ『恋牡丹』姉妹編、文庫オリジナルで登場。