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うしろから歩いてくる微笑

創元推理文庫 Mひ3−18

出版社名 東京創元社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-488-45918-5
4-488-45918-8
税込価格 902円
頁数・縦 493P 15cm

商品内容

要旨

鎌倉在住の薬膳研究家・藤野真彩と知り合った、フリーライターの俺・柚木草平。10年前、高校二年生の時に失踪した同級生の目撃情報が鎌倉周辺で増えているので調べてほしいと彼女はいう。早速、失踪事件の関係者を訪ねるが、同日夜にその人物が殺害されてしまい…。急遽、殺人事件に調査を切り替えた俺が見つけた真実とは?円熟にして最後の“柚木草平シリーズ”第12弾。

出版社・メーカーコメント

鎌倉在住の薬膳研究家、もちろん美女と知り合った柚木草平。高校時代に失踪した同級生の目撃情報が鎌倉周辺で増えているので調べてほしいと、彼女に頼まれる。早速、鎌倉の〈探す会〉事務局を訪ねるが、これといった話は聞けなかった。だがその晩、事務局で応対してくれた女性が殺害されてしまう。急遽、柚木は失踪事件から殺人事件に調査を切り替えたのだが……。月刊EYESの小高直海らおなじみのキャラクターに加え、神奈川県警の女性刑事など今回の事件も美女づくし。円熟にして最後の〈柚木草平シリーズ〉。

著者紹介

樋口 有介 (ヒグチ ユウスケ)  
1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』が第103回直木賞候補となる。『彼女はたぶん魔法を使う』に始まる“柚木草平シリーズ”をはじめ、青春味溢れる作品で人気を博す。2021年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)