• 本

死と砂時計

創元推理文庫 Mと3−2

出版社名 東京創元社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-488-49702-6
4-488-49702-0
税込価格 946円
頁数・縦 350P 15cm

商品内容

要旨

死刑執行前夜に密室で殺された囚人、満月の夜を選んで脱獄を決行した囚人、自ら埋めた死体を掘り返して解体する囚人―世界各国から集められた死刑囚を収容する特殊な監獄で次々に起きる不可思議な犯罪。外界から隔絶された監獄内の事件を、老囚シュルツと助手の青年アランが解き明かす。終末監獄を舞台に奇想と逆説が横溢する渾身の連作長編。第16回本格ミステリ大賞受賞作。

おすすめコメント

死刑執行前夜、密室状態にあった別々の独房で、二人の囚人はなぜ斬殺されたのか――。世界各国から集められた死刑囚を収容する特殊な監獄に収監された青年アランは、そこでシュルツ老人と出合う。明晰な頭脳を持つシュルツの助手となって、アランは監獄内で起きる不可思議な事件の数々に係わっていく。終末監獄を舞台に奇想と逆説が横溢する、渾身の本格ミステリ連作集。第16回本格ミステリ大賞受賞作。

著者紹介

鳥飼 否宇 (トリカイ ヒウ)  
1960年福岡県生まれ。九州大学卒。2001年『中空』が第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作に選ばれてデビュー。16年、『死と砂時計』で第16回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)