迷宮の天使 下
創元SF文庫 SFク7−2
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2017年3月 |
ISBNコード |
978-4-488-76602-3
(4-488-76602-1) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 297P 15cm |
シリーズ名 | 迷宮の天使 |
商品内容
要旨 |
脳のほとんどは潜在意識であり、“自分”という意識は判断を下す主体ではなく脳の活動の結果、つまり幻想でしかない。ヌミナスは脳を再編し、摂取者にとっては現実そのものとしか思えない“神”の幻覚を見せる―だが意識そのものが幻想であるなら、“神”が幻覚だと言うことになんの意味があるだろう?ヌミナスを追うライダは驚愕の真実に到達する。新世代の傑作脳科学SF。 |
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おすすめコメント
過剰摂取者の脳を物理的に再編し、“神”がいつもそばにいて導いてくれるという体験をもたらす新薬ヌミナス。“神”は摂取者にとっての現実そのものを改変し、自我の輪郭さえもたやすく揺るがす。みずからも過剰摂取の犠牲となったライダの前に現われたのは、ドクター・グロリアと名乗る“天使”。それは自分自身でありながら、そうではない存在だ。最新の研究が明らかにした脳と意識の謎に、気鋭の作家が切りこむ傑作脳科学SF!