• 本

中国東北部の「昭和」を歩く 延辺・長春・瀋陽・大連 韓国人が見た旧満州

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-492-04429-2
4-492-04429-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 334P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 東京堂書店より

    著者の鄭銀淑(チョン・ウンスク)は日本留学の経験がある韓国の紀行作家であり、歴史学者ではない。かつて日本の植民地支配のもとで近代化の道を歩んできた、その時代の朝鮮人や日本人の生活に興味を持ち、旧満州(中国東北部)の同胞(朝鮮族)を訪ね、詳細に取材をしたルポである。北朝鮮に近い第2章開山屯の旅では、映画「キムチを売る女」を彷彿とさせる。

    (2011年12月19日)

商品内容

要旨

日本人、朝鮮人、中国人は、どんな暮らしをしていたのか?間島・新京・奉天・大連・旅順、戦争を知らない世代が見た旧満州の残像。

目次

第1章 中国東北部に息づく二つの朝鮮 延吉・龍井(延吉の旅
龍井の旅)
第2章 中・朝・露の文化が混在する街 開山屯・図們・琿春・和龍(開山屯の旅
図們の旅
琿春の旅
和龍の旅)
第3章 近代建築が残る旧満州の首都 長春(新京)(長春の旅)
第4章 誰もが憧れた旧満州の大都会 瀋陽(奉天)(瀋陽の旅)
第5章 “昭和”が香る霧とアカシアの都 大連・旅順(大連の旅
旅順の旅)

出版社
商品紹介

かつて満州国と呼ばれた地に開拓民として日本や朝鮮から移住した人々の昔話を聞きながら、中国東北部を当時の姿に思いをはせながら歩く。

著者紹介

鄭 銀淑 (チョン ウンスク)  
紀行作家。韓国や中国で日本植民地時代の面影が残る街をフィールドワークし続けている。1967年、韓国北部の江原道生まれ、ソウル育ち。ソウルの世宗大学院・観光経営学修士課程修了後、日本留学。現在はソウルで執筆・翻訳・取材コーディネートを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)