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石橋湛山の戦後 引き継がれゆく小日本主義

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-492-06135-0
4-492-06135-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 380,6P 20cm

商品内容

要旨

時代を鋭く見通した湛山から、いま我々は何を学ぶべきか。戦後を代表する知性をリアルに描き出した労作。

目次

第1章 小日本主義の再建構想―敗戦から政界入りまで(横手における湛山の戦後
政策への提言 ほか)
第2章 大蔵大臣(政界入り
大臣就任にいたるまで ほか)
第3章 公職追放期の日々(訴願活動(一九四七年五月〜一〇月)
東京裁判の反証人 ほか)
第4章 戦後初期の石橋湛山思想(戦前と戦後の接点
「秩序」への転回―湛山の自由主義と思想哲学 ほか)
第5章 総理大臣への道(八〇〇〇万人の生きる途―湛山の経済構想
理想に生きる国際関係論 ほか)

おすすめコメント

日本近代史上に大きな足跡を残した異色の言論人、自由主義思想家、経済理論家、政治家。明治末・大正初期から戦後期まで、帝国主義-大日本主義・膨張主義-を否定し、「小日本主義」を主張しつづけた石橋湛山。時代を鋭く見通した湛山から、いま我々は何を学ぶべきか。

著者紹介

姜 克実 (ジャン クーシー)  
1953年中国天津市生まれ。1982年南開大学卒業。復旦大学大学院を経て、1983年国費留学生として来日。1991年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了(文学博士)。早稲田大学文学部助手を経て、1993年岡山大学助教授、現在に至る。専攻、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)