• 本

東アジア危機の構図

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 1997年3月
ISBNコード 978-4-492-21091-8
4-492-21091-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 284,6P 22cm

商品内容

要旨

本書は、危機の可能性を排除することなく、むしろその危険性を直視しつつ、東アジア地域の将来について展望を試みている。東アジア地域の一員として日本も個人、民族、国家そして地域の個別化を認め合いながら、「地域化」や「地球化」など同一化を共通認識として、三つの条件を確保しながら「共生」のモデル作りに協力していかなければならない。そのための手がかりを提供することが、本書の目的である。

目次

第1部 地域情勢と戦略動向(中国―覇権大国か責任ある大国か
朝鮮半島―三つのシナリオへの対応
アメリカ―岐路に立つ東アジア戦略
中ロ関係―国益追求の現実主義外交
日ロ関係―手詰まり状態の打開に向けて
東アジアの勢力均衡―戦略的相互作用の観点から)
第2部 不安定要因の分析(北朝鮮「遺訓」政治の限界
中台間の軍事関係
ロシアの兵器輸出―その動向と問題点
尖閣諸島・竹島をめぐる国際関係
香港―回収される主権と繁栄
中国と南シナ海の国際関係)