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エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-492-21169-4
4-492-21169-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 365,16P 20cm

商品内容

要旨

表の顔は一流コンサルティング会社のチーフエコノミスト。裏の顔は工作員。途上国を負債の罠にはめた著者が命がけで告発する。

目次

第1部 1963年から1971年まで(エコノミック・ヒットマンの誕生
一生の仕事
インドネシア―EHMへの第一歩
共産主義から国家を守る
魂を売る)
第2部 1971年から1975年まで(調査官としての役割
試練に立つ文明
浅黒い肌のイエス・キリスト
パナマの英雄
運河地帯の海賊たち
兵士たちと娼婦たち
将軍との約束
経済史のあらたな暗黒期へ
サウジアラビアでのマネーロンダリング
女をとりもち、オサマ・ビンラディンに資金を提供する)
第3部 1975年から1981年まで(パナマ運河条約交渉とグレアム・グリーン
イランの「王のなかの王」
拷問された男の告白
国王の失脚
コロンビア―ラテンアメリカの要石
アメリカ共和国vsグローバル帝国
偽りの履歴書
巨大石油企業と闘ったエクアドルの大統領
辞職)
第4部 1981年から現在まで(エクアドルの大統領の死
パナマ―もうひとりの指導者の死
私のエネルギー会社、エンロン、そしてジョージ.W.ブッシュ
賄賂を受けとる
アメリカ合衆国のパナマ侵攻
イラクでのEHMの失敗
九・一一とそれが私にもたらしたもの
サダムに救われたベネズエラ
エクアドル再訪
真実を追究する)

出版社
商品紹介

エコノミック・ヒットマンとして、アメリカが世界中の国々を搾取・支配するシステムの片棒を担がされた著者がその手口を告白する。

おすすめコメント

グローバリゼーションの闇を描くノンフィクション。エコノミック・ヒットマンとして、アメリカが世界中の国々を搾取・支配するシステムの片棒を担がされた著者がその手口を告白する。

著者紹介

パーキンス,ジョン (パーキンス,ジョン)   Perkins,John
1971年から1981年まで、国際的コンサルティング会社チャールズ・T・メイン社に勤務。肩書きはチーフエコノミスト、経済・地域計画担当マネージャーだったが、実際には、エコノミック・ヒットマン(EHM)として働いていた。彼が設立した代替エネルギー会社は、アメリカの公益電気産業の変化におおいに貢献した
古草 秀子 (フルクサ ヒデコ)  
翻訳家、青山学院大学文学部卒。ロンドン大学アジア・アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)