• 本

中国の歴史認識はどう作られたのか

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-492-21216-5
4-492-21216-7
税込価格 2,860円
頁数・縦 358,46P 20cm

商品内容

要旨

なぜ日本人はかくも憎まれるのか?中国人は「歴史」というものをどう理解してきたか、政治的支配層は「歴史」をどう作ってきたか。中国育ちの在米国際政治学者が、膨大な資料から解き明かす。国際関係学会(ISA)イェール・ファーガソン賞受賞。

目次

序章 「戦車男」から愛国主義者へ
第1章 選び取られた栄光、選び取られたトラウマ
第2章 歴史的記憶、アイデンティティ、政治
第3章 「中華帝国」から国民国家へ―国恥と国家建設
第4章 勝者から敗者へ―愛国主義教育キャンペーン
第5章 「革命の前衛組織」から愛国主義の政党へ―中国共産党の再構築
第6章 震災からオリンピックへ―新たなトラウマ、新たな栄光
第7章 記憶、危機、外交
第8章 記憶、教科書、そして中国と日本の和解
第9章 記憶、愛国主義、そして中国の台頭

出版社
商品紹介

なぜ日本人はかくも憎まれるのか?在米中国人研究者が、「歴史の記憶」形成の政治利用の歴史に着目して分析した本格的研究。

著者紹介

ジョン,ワン (ジョン,ワン)  
汪錚。中国雲南省昆明出身。アメリカのシートンホール大学ジョン・C・ホワイトヘッド外交国際関係大学院准教授。北京大学大学院修了後、アメリカのジョージ・メイソン大学にて博士号を取得。大学で教鞭をとると同時に、全米米中関係委員会委員などとして米中関係、東アジアの国際関係などを幅広く研究し、論じている。1990年代には中国の政府系シンクタンクで国際関係論、平和論、安全保障問題などを研究したこともある
伊藤 真 (イトウ マコト)  
時事問題、海外事情、現代史などのノンフィクションを中心に翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)