粛清の王朝・北朝鮮 金正恩は、何を恐れているのか
| 出版社名 | 東洋経済新報社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2017年6月 |
| ISBNコード |
978-4-492-21233-2
(4-492-21233-7) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 318P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
金王朝の婿として、金日成、金正日、金正恩と、三代の最高指導者に仕えながら、無惨な最期を遂げた張成沢。権力の中枢を知りすぎた男の人生から明らかにする、金王朝の真実! |
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| 目次 |
序章 独裁国家で粛清される、ナンバー2の宿命 |



おすすめコメント
緊急翻訳出版! 北朝鮮だけ、なぜ改革できないのか? なぜ指導者層で、大粛清が繰り返されるのか? 暴発寸前の金正恩に対し、どう対応すればいいのか? 韓国でもっとも信頼されている対北朝鮮政策の第一人者、羅鍾一教授。そのベストセラーを、著者と親交の深い“グローバルエリート”ムーギー・キムが翻訳・編集。だから「本格的」なのに「読みやすい」! 数多くの脱北者・元北朝鮮高級幹部たちへの取材と 歴代韓国大統領の補佐官としての経験から明らかにする、金王朝の熾烈な権力闘争の実態とその行動原理。北朝鮮の「いま」がわかるのみならず、権力の本質と、政治システムへの洞察があふれる名著です! ■本書の3大特徴 1.北朝鮮への知識・関心がゼロでも楽しく読める! 金日成の娘と恋愛結婚し、北朝鮮のナンバー2に登りつめ、最後は高射砲で処刑された第二の権力者の人生を追うノンフィクション・スタイル。北朝鮮の知識や関心がゼロでも、ぐいぐい入り込めて、一級の小説のように読めます。2.著者の、圧倒的な信頼性―この一冊で、本当の実態と本質がわかる! 韓国の対北朝鮮政策第一人者として、歴代韓国大統領の補佐官を務め、駐日大使、駐英大使などを歴任した、国際的に高い評価を受ける著者・羅鍾一教授。数多くの脱北者・元北朝鮮高級幹部たちへの取材から、金王朝の熾烈な権力闘争の実態と失敗の構造、その行動原理が明確にわかります。3.北朝鮮のなぜ?が理解できる! 旧ソ連や中国、他の社会主義・共産主義諸国はとっくに改革開放を実現したのに、なぜ北朝鮮だけが改革できないのか? なぜ北朝鮮だけが改革せず、粛清を繰り返すのか? 経済が苦しいのに、なぜ核開発と恫喝を続けるのか? 危機感が高まる中、どう対応すればいいのか? など、日本人なら誰もが思う、北朝鮮のなぜ?が理解できる。【訳者からのコメント】 ビジネスパーソンに、ぜひ読んでほしい一冊です。本書では、金王朝の@過度の集権化の成功と、A権力移譲システムの不備、そしてB権力維持自体が自己目的化した、「唯一的領導体系」への固執が、改革が不可能な矛盾した絶対権力に繋がっていると論じられています。本書は北朝鮮情勢に関心がなくても、企業のトップを選ぶガバナンスのあり方を学ぶうえで、非常に重要な示唆にあふれています。しかも、私が翻訳と編集をしたから、超読みやすくて面白い!