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「正義論」講義

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-492-21253-0
4-492-21253-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 350P 19cm

商品内容

要旨

プラトン、アリストテレス、カント、ニーチェ、マルクス…西洋社会が問い続けてきた哲学の根源。戦争、分断、格差に正義はあるのか!?

目次

第1章 「力」は正義か?
第2章 「正義」は徳か契約か?
第3章 「徳」は生来か学習か?
第4章 「フェア精神」という美徳
第5章 法律で規定できる正義
第6章 「愛」と正義
第7章 「人間」は正義なしに生きられるか?
第8章 「自由」は正義か?
第9章 「福祉(幸福)」と正義
第10章 「政治」の第一原則はなにか?
第11章 「理性」による自律的な正義とは

出版社・メーカーコメント

戦争、分断、格差に正義はあるのか。プラトン、アリストテレス、カント、ニーチェ、マルクス……西洋哲学が問い続けてきた哲学の根源。 【本書の主な内容】西洋哲学の起源/「正義」が政治哲学の中核である理由/「正義」の変容について/プラトン『国家』における正義論/アリストテレスの正義論/法律と正義、宗教・倫理と正義の関係/正義の実現と愛の関係/善の対極にある悪について/ヒトラーの政治哲学−ドイツ観念論の影響/「政治」はなにを目指すべきか/市民に求められる資質について/格差、分断、憎悪とどう向き合うきか/不正と対峙する手段を考える

著者紹介

中村 聡一 (ナカムラ ソウイチ)  
コロンビア大学の学部課程を優等の成績で卒業。その後、コロンビア大学・グローバル政策大学院にてファイナンスを専攻。KPMGのパートナー等を経て、現在は、甲南大学にて政治哲学やリベラルアーツを教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)