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「知の創造」の進化システム 原型としてのインターネット空間

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2001年6月
ISBNコード 978-4-492-22200-3
4-492-22200-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 168P 22cm

商品内容

要旨

「知」とは、多くの人間のために、多くの人間によって創りだされる、多くの人間の知識である。本書では、“多くの人間”を“コミュニティ”と読み替えて、「知の創造」を考えていく。「知」を創りだす固有の仕組み「知の創造パターン」を、それぞれのコミュニティが備えているが、「知」は「知の創造パターン」の構造そのものを変容させることや、まれにはコミュニティの根本的な秩序を変えてしまうこともある。こうした「知」や「知の創造パターン」の影響力に着目して、コミュニティの歴史を見直していく。そして、「IT革命」といわれる情報化に関する技術(通有技術)がもたらした現在の社会変化は、はたして革命と呼ぶような人類史の一大変革となるのだろうか。こうした疑問にも答えていく。

目次

第1章 進化するコミュニティ
第2章 コミュニティ・モデルの進化システム
第3章 コミュニティ・モデルの発展史
第4章 現在(第3期成熟期)の情報化(通有技術革新)がもたらす社会変化
第5章 通有技術の成長パターン
第6章 第4期コミュニティ・モデル
第7章 コミュニティ・モデル通史

著者紹介

丸田 一 (マルタ ハジメ)  
1960年埼玉県生まれ。83年早稲田大学理工学部建築学科卒。大成建設株式会社を経て、92年より株式会社三和総合研究所、現在、研究開発第1部(東京)主任研究員。専門は地域政策、国土政策、危機管理政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)