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ソーシャル・キャピタル 現代経済社会のガバナンスの基礎

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2004年9月
ISBNコード 978-4-492-31342-8
4-492-31342-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 224P 22cm

商品内容

要旨

社会的なネットワークとそこから生まれる規範、価値、理解、信頼は、ソーシャル・キャピタルとして、人々の間の協力を推進し共通の目的を実現しやすくする。健全な市民社会は政治経済の活力をどう高めるか、コミュニティや相互連帯は現代社会でどのような役割を果たすべきか、現代経済学は方法論的個人主義に偏りすぎていないか、などの問題が国際的に注目を集めており、内閣府経済社会総合研究所の国際フォーラムでも多角的な視点から活発な討議が行われた。こうした議論を踏まえつつ、21世紀経済社会のガバナンスのあり方を展望する。

目次

1章 ソーシャル・キャピタル論―歴史的背景、理論および政策的含意
2章 ひとりでボウリングをする―アメリカにおけるソーシャル・キャピタルの減退
3章 ソーシャル・キャピタルの経済的影響
4章 知識社会における信頼
5章 ソーシャル・キャピタルと情報通信技術
6章 ソーシャル・キャピタルへの経済学的アプローチ

出版社
商品紹介

ソーシャル・キャピタル=人間の社会的ネットワークの中に共有される規模や価値、信頼という新しい概念を、経済、社会学者が分析。

著者紹介

宮川 公男 (ミヤカワ タダオ)  
1931年埼玉県に生まれる。1953年一橋大学経済学部卒業。1958年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了、商学博士(一橋大学)。1971年一橋大学商学部教授。1979年一橋大学商学部長。現在、麗沢大学国際経済学部教授、一橋大学名誉教授、(財)統計研究会理事長
大守 隆 (オオモリ タカシ)  
1951年横浜に生まれる。1974年東京大学工学部卒業。同年経済企画庁に入庁。OECD日本政府代表部一等書記官、日本経済研究センター主任研究員、大阪大学経済学部教授、経済企画庁調査局内国調査第一課長、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官、内閣府大臣官房審議官等を経て、現在、内閣府経済社会総合研究所次長、兼埼玉大学大学院客員教授。オックスフォード大学経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)