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資本主義という病 ピケティに欠けている株式会社という視点

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-492-31462-3
4-492-31462-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 247P 19cm

商品内容

要旨

資本主義が危機に陥り、株式会社が行き詰まっている原因はどこにあるのか?「格差」「有限責任」「買収、合併」「支配」「金融資本」「無責任」「全体主義」などをキーワードに明らかにする。

目次

第1章 格差という病―ピケティ『二一世紀の資本論』に欠けているもの
第2章 有限責任という病―J.S.ミル、アダム・スミス、マルクスの株式会社論
第3章 買収、合併という病―巨大株式会社の二〇世紀
第4章 巨大化という病―危機に陥った株式会社
第5章 支配という病―会社は誰のものか?
第6章 法人という病―会社はヒトではない、モノでもない
第7章 金融資本という病―「会社を売買する」とはどういうことか?
第8章 無責任という病―企業に社会的責任があるのか
第9章 全体主義という病―「会社人間」の時代は終わった
第10章 資本主義という病―新しい企業システムを求めて

出版社・メーカーコメント

内田樹氏推薦!危機に陥っている資本主義の病因を、そのエンジンを担う「株式会社」の肥大化と鋭く指摘。平川克美氏の特別解説も収録

著者紹介

奥村 宏 (オクムラ ヒロシ)  
1930年生まれ。新聞記者、研究所員、大学教授を経て、現在は会社学研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)