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昭和恐慌の研究

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2004年4月
ISBNコード 978-4-492-37102-2
4-492-37102-8
税込価格 3,960円
頁数・縦 364P 22cm

商品内容

文学賞情報

2004年 第47回 日経・経済図書文化賞受賞

要旨

1930年の金解禁をきっかけに、日本は恐慌に陥った。そのとき経済学者たちは、いかなる論戦を繰り広げたのか?何が恐慌からの脱出を可能にしたのか?70年前、日本を襲った未曽有の経済危機、われわれは今、何を学ぶべきか。

目次

金本位制移行から昭和恐慌まで:歴史的概観
第1部 金解禁論争をめぐって(国際金本位制の足かせ
「失われた13年」の経済政策論争
金解禁をめぐる新聞メディアの論調
経済問題にかかわる雑誌ジャーナリズムの展開)
第2部 回復への途(昭和恐慌に見る政策レジームの大転換
昭和恐慌と予想インフレ率の推計
昭和恐慌期における不良債権問題と金融システムの転換
なぜデフレが終わったのか:財政政策か、金融政策か)
昭和恐慌の教訓

出版社
商品紹介

1930年の「金解禁」に始まる昭和恐慌。そのとき、どのような論戦が繰り広げられ、何が恐慌脱出を可能にしたかを明らかにする。

著者紹介

岩田 規久男 (イワタ キクオ)  
1942年生まれ。66年東京大学経済学部卒業。73年同大学院経済学研究科博士課程修了。上智大学経済学部教授等を経て、現在、学習院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)