• 本

1940年体制 さらば戦時経済

新版

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-492-39395-6
4-492-39395-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 248P 19cm
シリーズ名 1940年体制

商品内容

要旨

本書は、一九九五年に東洋経済新報社から刊行した『一九四〇年体制さらば戦時経済』の新版である。第一章から第一〇章までは、基本的に旧版のままの形で残すこととした。そして、九五年以降の変化と「四〇年体制論」の現時点での意義を考えるために、新たに第一一章を付け加えた。

目次

われらが出生の秘密
四〇年体制の確立(企業と金融
官僚体制
土地改革)
終戦時における連続性―戦後改革とその評価
高度成長と四〇年体制(企業と金融
摩擦調整)
四〇年体制の基本的理念
変化した環境・変わらぬ体制
未来に向けての選択
現時点での一九四〇年体制

出版社
商品紹介

不良債権処理を阻む者は誰なのか。真の「抵抗勢力」は誰なのか。1995年に出た同名図書に新章を加えパワーアップ。

おすすめコメント

日本を経済敗戦に追い込む真犯人は誰なのか?今なお残存する戦時体制、冷戦による方向転換、高度成長のメカニズム、後向き調整の重要性、競争の否定、政策理念不在の政治・・・。行われるべき、本当の「構造改革」とは何かを問う!!

著者紹介

野口 悠紀雄 (ノグチ ユキオ)  
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部応用物理学科卒業。64年大蔵省入省。72年イエール大学にてPh.D.(経済学博士号)取得。一橋大学教授、東京大学教授を経て、2001年4月より青山学院大学教授。専攻、公共経済学。著書に、『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974、日経経済図書文化賞)、『予算編成における公共的意志決定過程の研究』(共著、大蔵省印刷局、1979、毎日新聞エコノミスト賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989、各務財団賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992、吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)