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強い円強い経済

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-492-39437-3
4-492-39437-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 201,18P 20cm

商品内容

要旨

前日銀総裁が本音で語った、日本経済への思い。通貨は強くて安定し、使い勝手の良いことが信認を得る条件である。為替の市場、各国との競争、通貨の信認において勝てるのは「強い通貨」であり、それによって「強い経済」も生まれてくる。円が「フリー・フェア・グローバル」という文字どおりの意味で、使われ、持たれ、信認されて、基軸通貨となっていくことを切に望みたい。

目次

第1部 戦後体験した三大変革と円(第二次世界大戦後の復興と円
世界を震撼させたニクソン・ショック ほか)
第2部 日銀総裁在任中の課題と政策―デフレ脱却と構造改革(新しい日銀法の誕生とその経緯
新日銀法下の日本銀行 ほか)
第3部 グローバリゼーションと円の将来(重要性を増すIMF・世界銀行
「円安誘導」が孕む矛盾と円の将来 ほか)
第4部 キリスト者経済人としての私の信念

出版社
商品紹介

戦後復興から昨今の金融危機までを体験してきた著者が、その体験を交えつつ、「強い円」こそ日本経済が目指す道、と説いた回顧録。

著者紹介

速水 優 (ハヤミ マサル)  
1925年生まれ、兵庫県出身。東京商科大学(現・一橋大学)を卒業し、日本銀行入行。ロンドン駐在参事、外事審議役、外国局長、名古屋支店長、理事を経る。その後、日商岩井株式会社取締役会長、経済同友会代表幹事、東京女子大学理事長を歴任し、1998年、第28代日本銀行総裁に就任。2003年3月に退任。学校法人聖学院名誉理事長/理事、同大学・大学院総合研究所全学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)