• 本

労働市場設計の経済分析 マッチング機能の強化に向けて

経済政策分析シリーズ 14

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-492-39447-2
4-492-39447-8
税込価格 5,060円
頁数・縦 432P 22cm

商品内容

目次

「高質な労働市場」の形成に向けて
第1部 雇用創出と雇用喪失(データに表れた雇用構造の変化を読み解く―90年代以降、労働市場に何が起きたのか
90年代の経営戦略が雇用に与えた影響―リストラ・海外進出・IT化は何をもたらしたか)
第2部 入職経路のマッチング効率と日米欧比較(入職経路はマッチング効率にどう影響するか―公共職業安定所と他の入職経路の比較
入職経路の日米欧比較分析―日本は欧米と異なるのか ほか)
第3部 能力開発システムのあり方(企業による教育訓練とその役割の変化
教育訓練給付制度と公的資格が持つ効果とは ほか)
第4部 事例研究(三井三池炭鉱閉山に見る労働者の転職可能性―大規模再就職を成功させた要因は何か
電機業界の雇用ミスマッチ解消への取組み事例―職種転換、転職支援、能力開発の視点から ほか)
労働市場改革の課題

出版社
商品紹介

日本の労働市場では自己責任の流れが強まっているが、自己責任を取れる体制は整っているのか。労働市場改革の課題を示す。

著者紹介

樋口 美雄 (ヒグチ ヨシオ)  
経済産業研究所ファカルティフェロー、慶應義塾大学商学部教授。1975年慶應義塾大学商学部卒業、1980年同大学大学院博士課程修了。博士(商学)。コロンビア大学経済学部客員研究員、スタンフォード大学経済政策研究所客員研究員、オハイオ州立大学経済学部客員教授などを経て現職
児玉 俊洋 (コダマ トシヒロ)  
経済産業研究所ファカルティフェロー(前上席研究員)、京都大学経済研究所教授。1979年東京大学経済学部卒業。通商産業省入省、埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、関東通商産業局産業企画部長、経済企画庁調査局内国調査第二課長などを経て現職
阿部 正浩 (アベ マサヒロ)  
獨協大学経済学部助教授、経済産業研究所前ファカルティフェロー。1990年慶應義塾大学商学部卒業、1995年同大学大学院博士課程単位取得退学。博士(商学)。一橋大学経済研究所助教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)