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虚構のインフレ

騙されないための裏読み経済学 2009

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-492-39501-1
4-492-39501-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 229P 20cm

商品内容

要旨

原油・穀物バブルの崩壊が始まる!日本がインフレにならない決定的な理由とは?この大局を見誤ると人生を見誤る!エコノミストランキング6年連続1位の著者が書き下ろした、日本経済の真の姿と、生活&資産を守るためのアドバイス。

目次

インフレ報道に騙されるな!―まえがきに代えて
第1章 虚構のインフレ―原油・食品高だけでは本物の「インフレ」ではない(過熱するインフレ報道とインフレ危機感
日本経済の実態はゼロインフレ
米・欧・中の物価もベース部分は上がっていない
今後インフレは「虚」から「実」になるか?
日本の実態は「インフレ」ではなくあ「原材料高不況」)
第2章 「原油バブル」崩壊のシナリオ―1バレル=70ドルを超える原油価格はバブル(識者たちは現状をどう見ているのか?
石油は世界に満ち足りている
石油が枯渇する「ビークオイル」説に惑わされるな
地政学上の「原油バブル」崩壊シナリオ
ドル安是正による「原油バブル」崩壊シナリオ
投資規制や介入による「原油バブル」崩壊シナリオ
「穀物バブル」崩壊シナリオ
市場のメカニズムから考えるインフレとデフレ)
第3章 価格高騰が生み出す価格抑制の種―次々と生まれる「反作用」の萌芽(資源の需給動向はダイナミックに動く
原油高に対する「反作用」
穀物高による「反作用」
小さな動きの集積が将来大きなムーブメントに)
第4章 「虚構のインフレ」を生き抜くヒント―生活設計&資産運用についてのアドバイス(日本の実情を整理する―結局「息苦しい」のはなぜか?
生活設計についてのアドバイス
資産運用についてのアドバイス―株式
資産運用についてのアドバイス―不動産
資産運用についてのアドバイス―金利
それでも日本には希望がある

出版社
商品紹介

原油高&資源高を背景としたインフレ報道に騙されてはいけない。人気NO.1エコノミストが日本経済の実像を解き明かす。

著者紹介

上野 泰也 (ウエノ ヤスナリ)  
みずほ証券株式会社チーフマーケットエコノミスト。1963年生まれ。上智大学文学部史学科(西洋現代史専攻)卒。1986年、会計検査院入庁。1988年、富士銀行(現・みずほ銀行)入行。為替ディーラーを経て、為替・資金・債券の各セクションにてマーケットエコノミストを歴任。2000年、みずほ証券設立に伴い現職。債券(長期金利)、為替を中心としたスピード感のある的確な経済予測には定評があり、『日経公社債情報』エコノミストランキングで02〜07年に6年連続1位を獲得するほか、『統計月報』(東洋経済新報社)05年度のマーケットのエコノミスト予想的中度で総合第1位を獲得するなど、投資家や市場関係者から高い評価を得ている。財務省主計局・税制問題研究会メンバー、内閣官房・市場動向研究会メンバー、参議院事務局・客員調査員他を歴任。またテレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト土曜版』のコメンテーターを長く務めてきたほか、新聞・雑誌の連載執筆をこなすなど、幅広い分野で精力的に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)