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戦後日本経済論 成長経済から成熟経済への転換

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-492-39536-3
4-492-39536-9
税込価格 4,620円
頁数・縦 344P 22cm

商品内容

要旨

日本の高度成長については、産業政策の成功や日本経済の特殊性をもって説明されることもあるが、これらは必ずしもなぜ日本において高度成長が始まり、そして終わったのか、またなぜ最近では日本以外のアジアでも高度成長がみられるのかといった疑問に完全に答えることはできない。本書は、さまざまな文献のサーベイと実証分析を交えながら、日本の高度成長の始まりから終わりまでを統一的な成長理論で説明する。

目次

序章 日本経済は普通の経済
第1章 傾斜生産方式は成功だったのか
第2章 ドッジ・ラインと朝鮮戦争
第3章 日本の高度成長と成長理論
第4章 日本の貯蓄率はなぜ高かったのか
第5章 高度成長と構造変化
第6章 高度成長とその終了―一体的な説明
第7章 産業政策と高度成長―展望
第8章 日本経済の特殊性―展望

出版社
商品紹介

日本経済はなぜ高度成長に成功したのか。戦後日本経済の歩みを詳細に分析することで日本の高度成長の謎を解き明かす。

著者紹介

大来 洋一 (オオキタ ヨウイチ)  
1943年東京に生まれる。66年東京大学経済学部卒業。同年経済企画庁に入り、70年ハーバード大学に留学(Ph.D.)。OECD代表部、調査局内国調査第一課長、調査局長、物価局長、経済企画審議官を経て、1998〜2009年政策研究大学院大学教授。現在、政策研究大学院大学名誉教授、アカデミック・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)