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中原圭介の経済はこう動く 2016年版

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-492-39622-3
4-492-39622-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 235P 19cm
シリーズ名 中原圭介の経済はこう動く

商品内容

要旨

中国減速、米国利上げで世界経済は遂に歴史的転換へ。もっとも予測が当たる経済アナリストによる最新の経済予測。

目次

プロローグ 2016年、大転換する世界経済(世界の金融市場は歴史の教訓を生かしていない
ECBの量的緩和がバブルの生成に深くかかわっている ほか)
第1章 “米国経済編”米国利上げで世界経済に何が起こるのか(世界で唯一好調を保っている米国経済
米国民生活はやっと最悪期を脱したところといえる ほか)
第2章 “欧州経済編”チャイナ・ショックに怯える欧州経済(不都合な現実を修正したいために、EUはGDPの算出方法を変更へ
世界最大の経常黒字地域が、なぜ低迷を余儀なくさせられているのか ほか)
第3章 “中国経済編”中国経済の減速はこれから本格化する(中国大減速の元凶は、無謀な4兆元投資にあった
中国のGDP成長率は7%を大きく下回っている ほか)
第4章 “日本経済編”円安トレンドが終わり、日本株は低迷する(大手メディアは日本経済の真実をはっきり伝えていない
アベノミクスで国民の生活は貧しくなっている ほか)

おすすめコメント

中国減速、米国利上げで世界経済は遂に歴史的転換へ ◎2016年、大転換する世界経済/◎米国利上げで世界経済に何が起こるのか/◎チャイナ・ショックに怯える欧州経済/ ◎中国経済の減速はこれから本格化する/◎円安トレンドが終わり、日本株は低迷する…etc.もっとも予測が当たると言われる 経済アナリストによる最新の経済予測。むしろ私は、チャイナ・ショックにより暴落の憂き目にあった世界の株式市場よりも、米国の利上げによって世界の実体経済が大いに減速するのではないかと懸念しています。不謹慎な言い方をすれば、近年ほど世界的な金融緩和が行われたのは歴史上初めてであり、米国の利上げによってこれから何が起こるのか、壮大な経済実験が始まろうとしているとも思っています。(中略)米国の利上げによって、マネー経済の膨張と偏重という不均衡が修正に向かい、その影響が世界各国に連鎖波及していくことになるでしょう。まさに、実体経済と金融市場が大きな転換点を迎えることになるわけです。(プロローグより)

著者紹介

中原 圭介 (ナカハラ ケイスケ)  
経営・金融のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」の経営アドバイザー・経済アナリストとして活動。「総合科学研究機構」の特任研究員も兼ねる。企業・金融機関への助言・提案を行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・経済教育の普及に努めている。経済や経営だけでなく、歴史や哲学、自然科学など、幅広い視点から経済や消費の動向を分析しており、その予測の正確さには定評がある。「もっとも予測が当たる経済アナリスト」として評価が高く、ファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)