
パックス・アメリカーナの形成 アメリカ「戦時経済システム」の分析
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 1995年4月 |
ISBNコード |
978-4-492-44176-3
(4-492-44176-X) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 339P 22cm |
商品内容
要旨 |
戦後アメリカの資本蓄積体制の基本構造は、通説のように1930年代のニュー・ディール期に確立されたものではなく、第二次大戦期の戦時経済と、その戦後再転換過程を通じてはじめて与えられたものである。すなわち、第二次大戦期のもとで生じた企業システムや労使関係、国家の役割の転換など、経済組織や制度に生じた大きな構造変化が、戦後の「持続的成長」を準備したのである。本書は、膨大な一次資料をもとに、生産統制、価格統制、産業動員や労使関係など戦時経済システムを分析することにより、「パックス・アメリカーナ」の形成・確立過程を明らかにする。 |
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目次 |
序章 第二次大戦期戦時経済の歴史的位置―「戦時高蓄積」と戦後の「持続的成長」 |