• 本

アジア経済・金融の再生

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 1999年11月
ISBNコード 978-4-492-44247-0
4-492-44247-2
税込価格 2,530円
頁数・縦 213P 21cm

商品内容

要旨

本書は、危機後のアジア経済の診断と処方箋を再考したうえで、実務家の視点からアジア各国が再生のためにどのような自助努力をしているのか、金融・企業部門の再構築を中心に明らかにし、将来の方向性を示すものである。それとともに、アジアの地域協力と日本の果たすべき役割について述べている。

目次

第1章 アジア経済・金融の現状(通貨・金融危機から経済危機へ
総じて回復に向かうなか中国・香港はデフレ傾向 ほか)
第2章 アジア危機の教訓を経済再生に活かすには(国際金融の構造変化が招いた資本の逆流
顕在化したアジアの経済ファンダメンタルズの問題点 ほか)
第3章 危機当初の直撃を免れた中華圏経済(中小企業に支えられた台湾
投機筋と戦った香港 ほか)
第4章 再生に向けた金融・企業部門の再構築の進展(アジアの先頭を走る韓国
困難な改革の道のりを進むタイ ほか)
第5章 重要性高まるアジアでの地域協力(地域協力がなぜ必要か
アジア域内の国際金融のアーキテクチャー ほか)
第6章 日本への示唆(密接に絡み合うアジア経済と日本経済の再生
類似点の多いアジアと日本の問題の構造 ほか)