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開発経済学入門

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-492-44276-0
4-492-44276-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 270P 21cm
シリーズ名 開発経済学入門

商品内容

要旨

1国の経済には成長期もあれば衰退期もある。成長期といえどもその過程は一直線ではない。成長率が著しく高いこともあればこれが急降下することもある。アジアはそういう変動を貫いて力強いエネルギーを発揚する「歴史的勃興期」の直中にある。本書は、アジアの経済発展の50年を振り返りながら、各国がどのような道筋をたどって現在を築いたのか、その論理を説いたものである。

目次

「マルサスの罠」―貧困のメカニズムを探る
人口転換―アジアは人口問題を解決しつつある
「緑の革命」―農業の技術進歩はいかにしておこるか
工業発展(工業化はいかにして開始されるか
初期条件と工業化政策)
貿易と海外直接投資―アジアを興隆させたもの
社会主義経済から市場経済へ―中国における体制転換の実験
政府開発援助―自助努力支援の旗を高く掲げよ
アジア経済危機とはなんであったか―高成長戦略の転換
アジア経済の新動態―「アジア化するアジア」
付録 アジア開発指標

著者紹介

渡辺 利夫 (ワタナベ トシオ)  
1939年甲府市に生まれる。1963年慶応義塾大学経済学部卒業。1970年同大学大学院博士課程修了、経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授を歴任。現在、拓殖大学国際開発学部教授・学部長。東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)