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日本企業改革開放論 中国人の上司とうまくやれますか

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-492-44329-3
4-492-44329-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 204P 20cm

商品内容

要旨

これからアジアでは、中国の影響が増大し続けて、リーダー的存在になっていくであろうと言われている。著者自身は、アジアに、日本とアメリカと中国による経済以外の面を含めた力の均衡が生じることが、他のアジア諸国の活性化のためにも良いと考えている。こうした中で、日本の最も得意とする経済の分野において、日本の組織競争力がどうなるのかが問われている。欧米流個人主義に走るのか、それとも日本の特殊性を主張して従来のスタンスを守るのか、または、アジアから理解され、やがては尊敬されうる「和して同ぜず」型の組織内力学に向かうのか。今こそ分岐点に立っている。

目次

第1章 立ち遅れる日本企業(中国は、どのように変わってきたのか
BRICsで急成長する韓国 ほか)
第2章 アジアを単眼的に見ていないか(日本と朝鮮半島はアジアの異端児か
先人たちが大陸文化から省いたもの ほか)
第3章 同質型チームワークと多様型チームワーク(「和して同ぜず」のアジアでは異端的な日本的同質性
密結合の日本、疎結合の韓中 ほか)
第4章 「和して同ぜず」を実践する13のテクニック(超国家企業と真の現地化
トップのリーダーシップと戦略性 ほか)
第5章 勝ち組になるための組織、個人、そしてアジアの条件(組織
個人 ほか)

出版社
商品紹介

あまりにアジアの事情を知らなさ過ぎるビジネスマン。「このままでは日本企業はアジアの異端になってしまう」と警鐘を鳴らす。

著者紹介

カン,T.W. (カン,T.W.)   Kang,T.W.
1957年、東京生まれ。79年マサチューセッツ工科大学(MIT)卒業。83年にハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。同年シリコンバレーにあるインテル本社に入社。新製品企画、海外事業などを担当。87年にインテル・ジャパンのシステム本部長に就任。90年グローバル・シナジー・アソシエイツを設立。日韓米欧を本拠地とする多国籍企業やハイテク・ベンチャーを顧客とする経営コンサルタント活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)