• 本

秘密の国オフショア市場

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-492-44345-3
4-492-44345-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 308,17P 20cm

商品内容

要旨

IBM、アップル、GE、BPなどの巨大多国籍企業は、租税回避のために移転価格という手段をどのように用いて、収益をオフショアにプール(蓄積)したのか。バークレイズ銀行、シティグループなどの金融機関は、どのような役割を果たしたのか。ミッタル・スチールが次々に買収に成功し、巨大鉄鋼企業になったのは秘密があるのか。エンロンなどの経済犯罪に、SPVはどのように使われていたのか。アルカイダのテロ活動を支える資金、犯罪組織のマネー・ロンダリング(資金洗浄)は、どのように行われていたのか。オフショア=タックスヘイブンを舞台に何が、どのように行われてきたのかを明らかにするビジネス・ノンフィクション。

目次

第1章 我々のオフショアという世界
第2章 オフショア企業
第3章 オフショアの内側
第4章 オフショアの自由、オンショアのコントロール
第5章 間奏―秘密の領域
第6章 オフショア・ヘイブンとオフショア・ヘル
第7章 オフショアの地政学
第8章 オフショアの崩壊

出版社
商品紹介

巨大多国籍企業から、エンロン、アルカイダにいたるまで、企業活動と経済犯罪にオフショア市場がいかに利用されてきたか。

著者紹介

ブリテェィン‐キャトリン,ウィリアム (ブリテェィンキャトリン,ウィリアム)   Brittain‐Catlin,William
BBCのプロデューサー兼企業調査会社クロール・アソシエイツの調査員。「湾岸戦争後のサダム・フセインの資金の流れ」「旧ソ連崩壊後の資金の流れ」「アルカイダ・マネー」などの調査に携わる。現在ロンドン在住
森谷 博之 (モリヤ ヒロユキ)  
東京都生まれ。上智大学理工学部卒業。アフリカ開発銀行を経て、オックスフォードファイナンシャルエデュケーション設立。住商キャピタルマネジメント・チーフストラテジスト。MBA(ストラッスクライド大学)、金融経済学修士(ロンドン大学)
船見 侑生 (フナミ ユミ)  
東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、翻訳家。MBA(ペンシルバニア大学)
長坂 陽子 (ナガサカ ヨウコ)  
東京都生まれ。日本女子大学人間社会学部卒業、翻訳家
熊谷 義彰 (クマガイ ヨシアキ)  
東京都生まれ。慶應義塾大学商学研究科博士課程単位修得退学(理学修士、商学修士)、早稲田大学教育・総合科学学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)