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不安定化する中国 成長の持続性を揺るがす格差の構造

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-492-44374-3
4-492-44374-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 288P 22cm

商品内容

文学賞情報

2011年 第6回 樫山純三賞受賞

要旨

所得格差だけでなく、医療格差、教育格差、年金格差による階層化がますます進む中国。これら格差は経済成長のボトルネックとなるか?膨大なデータを使った丹念な分析により、中国経済・社会の実態をあぶり出す。

目次

第1章 貧困削減は進んだか
第2章 所得格差―その水準と評価
第3章 医療―「看病難、看病貴」の行方
第4章 教育―「人口大国」から「人材強国」へ変われるか
第5章 年金―「未富先老」の不安
第6章 格差と社会不安定化
第7章 個別課題―医療、教育、年金
第8章 全体課題―再分配のメカニズム
第9章 ふたつのシナリオと当面のリスク

出版社
商品紹介

中国における所得格差、教育、医療、年金等の世帯や個人レベルに焦点を当てて「成長へのボトルネック」をあぶり出し成長持続性を検証。

著者紹介

三浦 有史 (ミウラ ユウジ)  
1964年島根県生まれ。1989年早稲田大学社会科学部卒業。1989年日本貿易振興会経済情報部情報計画課。1991年同会海外調査部アジア大洋州課。1993年同会ハノイ事務所所長。1998年同会企画部事業推進担当(アジア)。1999年より株式会社さくら総合研究所、環太平洋研究センター。2001年4月より株式会社日本総合研究所調査部、環太平洋戦略研究センター主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)