• 本

中国自壊 賢すぎる支配者の悲劇

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-492-44396-5
4-492-44396-7
税込価格 2,090円
頁数・縦 372P 20cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

この20年間、急速に GDPの拡大を続けてきた中国だが、政治・経済が本格的におかしくなりはじめており、もはや共産党一党独裁の体制が維持できなくなりそうな兆候が噴出しているという。著者の増田悦佐氏は、ニューヨーク州立大学助教授を経て外資系証券会社の証券アナリストに転身した異色の経歴の持ち主。現在は評論家として経済評論や文明論を論じていて、本書でも随所でデータを挙げながら、非効率な増産を続ける鉄鋼生産、投資偏重の経済、都市戸籍保有者と農村戸籍保有者間の身分差別、知的エリートによる支配の世襲化など、これまでの報道からは見えなかった中国の現状と問題点を浮き彫りにしている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2013年9月4日])

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商品内容

目次

第1章 龍の年は、ずるずる引きずる年だった
第2章 中国に黒鉄の時代がやってきた
第3章 「社会主義」格差超大国の出現
第4章 頭のいい人たちが多すぎる国の難局―迷い出た唐宋変革論の亡霊
第5章 史上最大・最強のケインズ主義国家の末路
第6章 資源浪費バブルは弾けた―次は何か?

出版社
商品紹介

中国経済の高成長は早晩行き詰まり、国家分裂は不可避となる。その時日本はどうなるのか?人気アナリストが鋭く切り込む。

著者紹介

増田 悦佐 (マスダ エツスケ)  
1949年東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て、外資系証券会社で建設・住宅・不動産担当アナリストをつとめる。現在、株式会社ジパング経営戦略本部シニアアナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)