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ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史 下

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-492-44454-2
4-492-44454-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 400,7P 20cm
シリーズ名 ファンタジーランド

商品内容

要旨

9.11同時多発テロ、金融資本主義:投資家の王国、GAFA:現代の四騎士、1%vs.99%:超格差社会、トランプ現象:ポスト真実―アメリカとは何か!?Amazonレビュー、500件超!

目次

第5部 拡大する「ファンタジーランド」 1980年代から20世紀末まで(空想を現実に、現実を空想に―巨大テーマパーク化する社会
いつまでも若く―「みんな子ども」症候群
レーガン政権とデジタル時代―ウェブの世界に広がる「ファンタジーランド」
20世紀末以降のアメリカの宗教―縮小する伝統的宗教
狂信化するキリスト教―科学を疑問視するアメリカ人
“アメリカ”vs.“神のいない文明世界”―なぜアメリカは例外的なのか?
キリスト教とは異なる魔術、宗教とは異なる精神世界―ニューエイジ運動の広がり
代替医療―再び魔術化する医学
主流派エリートの敗北―軟弱者、冷笑家、信奉者
何でもありの世界―最大の関心は人生を楽しく過ごすこと)
第6部 「ファンタジーランド」はどこへ向かうのか? 1980年代から現在、そして未来へ(甦るフロイト―20世紀の悪魔崇拝
現実は陰謀である―X‐ファイル化するアメリカ
猛烈な怒り、人々の新しい声―エリート不信と陰謀論
共和党が道を踏み外したとき―なぜ狂信者を統制できなくなったのか
科学を否定するリベラル派―ワクチン恐怖症の弊害
ガン・クレイジー―銃に熱狂する人たち
デジタル・ゲーム、VR、SNS―拡張する幻想・産業複合体
大人になるのは悪いこと?―ディズニー化するアメリカ
経済の夢の時代―繰り返される「根拠なき熱狂」
トランプ政権を生んだ国―ファンタジーランドと国民は歩みをともにする?)

おすすめコメント

迷走するアメリカはどこへ向かうのか。新世界を信じた夢想家たちとその末裔が創り上げた500年の歴史から読み解く。

著者紹介

アンダーセン,カート (アンダーセン,カート)   Andersen,Kurt
『バニティ・フェア』誌や『ニューヨーク・タイムズ』紙に寄稿し、『タイム』誌や『ニューヨーカー』誌で文化コラムや評論を担当しているほか、ラジオおよびポッドキャスト番組『スタジオ360』(ピーボディ賞受賞)の共同制作者兼ホストを務め、テレビや映画、舞台の脚本も担当している。『スパイ』誌の共同創設者、『ニューヨーク・マガジン』誌の編集長でもある。ハーバード・カレッジをきわめて優秀な成績で卒業しており、在学中は『ハーバード・ランプーン』誌の編集に携わっていた。現在はブルックリン在住
山田 美明 (ヤマダ ヨシアキ)  
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退
山田 文 (ヤマダ フミ)  
翻訳家。イギリスの大学・大学院で西洋社会政治思想を学んだのち、書籍翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)