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街場の米中論

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-492-44479-5
4-492-44479-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

拮抗する民主主義と権威主義。疫病と戦争で再強化される国民国家。覇権競争の深層を探るウチダ流「地政学」。希代の思想家がアメリカと中国の「本音」を読み解く。

目次

第1章 帰ってきた「国民国家」時代の主導権争い
第2章 自由のリアリティ
第3章 宗教国家アメリカの「大覚醒」
第4章 解決不能な「自由」と「平等」
第5章 ポストモダン後にやって来た「陰謀論」時代
第6章 「リンカーンとマルクス」という仮説
第7章 国民的和解に向かうための「葛藤」
第8章 農民の飢餓
第9章 米中対立の狭間で生きるということ

出版社・メーカーコメント

疫病と戦争で再強化される「国民国家」はどこへ向かうのか。希代の思想家が覇権国「アメリカ」と「中国」の比較統治論から読み解く。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書、第6回小林秀雄賞受賞)、『日本辺境論』(新潮新書、新書大賞2010受賞)など多数。2011年4月に多ジャンルにおける活躍を評価され、第3回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)