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大相撲のマネジメント その実力と課題

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-492-50237-2
4-492-50237-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 215P 22cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

日本の国技として幅広い年齢層に親しまれてきた大相撲。海外においても代表的な日本文化の象徴として広く認知されている。しかしながら、ここ数年、相次いだ不祥事により、国内での人気にかげりが見られ、関取を志す入門者の数も激減していることが伝えられている。また、大相撲の運営主体である日本相撲協会の経営体質を問題視する声も大きくなってきている。本書は、その日本相撲協会を中心とした「経営(マネジメント)」の特質と今後の改革について論じたものである。不祥事を起こしても、実は日本相撲協会の財務、経営そのものに問題は生じておらず、安定した経営を維持していることを指摘。その安定を生み出している要因は「リスク回避」のビジネスモデルにあると結論づけている。著者は早稲田大学教授。専門はマネジメントで、元・三菱総合研究所主席研究員である。本書の第1部は著者の学位論文(2012年1月早稲田大学より博士学位授与)の再録。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2012年8月22日])

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商品内容

要旨

日本相撲協会を経営学の観点から評価・分析する。奇跡の「競技者自治」はいかにして創られたのか。

目次

第1部 競技者自治の奇跡(経営学の観点から見た大相撲
大相撲のトップマネジメント組織
財務の評価
財務から見た事業構造の変化
コスト構造の分析
年寄名称の承継
新弟子の獲得
総合論議)
第2部 改革の方向性(相撲協会を改革する目的の再考
相撲部屋の未来
年寄
不祥事再発防止のために
安定と発展のために―力士の近未来像)

出版社
商品紹介

奇跡とも言える「競技者自治」はいかにして創られたのか。経営体としての日本相撲協会を分析・研究した意欲作。

著者紹介

武藤 泰明 (ムトウ ヤスアキ)  
早稲田大学教授/博士(スポーツ科学)。専門はマネジメント。東京大学大学院(修士)修了。三菱総合研究所主席研究員を経て現職。鉄道・運輸機構特別顧問、日本FP協会理事なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)