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グローバル組織開発ハンドブック 3つの複雑性を5つの視点から考える

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-492-53386-4
4-492-53386-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

組織に愛想を尽かしたグローバル人材の流出を防ぐには?事例とともに、考え方、進め方、スキルやノウハウを伝授する。

目次

序章 日本企業に必要なグローバル組織開発―シミュレーション・ストーリー:原宿興業
第1章 グローバル組織開発とは
第2章 グローバル「チーム」をつくり運営する
第3章 「ダイバーシティ」をグローバルに活かす
第4章 グローバルに「バリューズ」を浸透させる
第5章 グローバル「チェンジ」を推進する
第6章 グローバル「リーダー」になる/「リーダー」を育てる

おすすめコメント

多くの日本企業がグローバル化を加速している。しかしグローバル化に向けた取り組みは、いまだ「人材のグローバル化」に留まっている企業が多い。人材育成を超えた「組織のグローバル化」を実現できなければ、せっかく育成したグローバル人材を生かすことはできない。それどころか、グローバル化しきれない組織に愛想をつかして出て行かれてしまう。本書では、真のグローバルな組織とは「優れたリーダーシップにより統率され、効果的なチームワークにより支えられ、多様なメンバーが価値観を共有しながら一体となって、変革を推進し、継続的に成功するグローバルな組織」と定義。「リーダー」「チーム」「ダイバーシティ」「チェンジ」「バリューズ」の5つの視点すべての分野において、グローバルな文脈と観点から組織作りが必要であることを提唱する。さらに、グローバルな取り組みの難しさ、複雑性をCSP(C=Cultural:文化的な複雑性 S=Structural:制度的な複雑性 P=Physical:物理的な複雑性)の3つの観点から整理し、事例とともに、グローバル組織開発の考え方、進め方、スキルやノウハウを伝授する。○日本企業はチームワークが得意というのは誤解 ○ダイバーシティがうまくいかないのは同化を求めるから ○海外拠点での優秀人材確保には「マイノリティ」活用戦略を ○日本企業は、「日本」「日本人」ではなく「我が社」を主語にすべき ○プロジェクト策定から多様性のあるメンバーを参画させ、各層・各拠点の事情に対応 ○真のグローバルリーダーに必要な知識やスキルの8割は日本でも学べる ○リーダーとしての学びのサイクルは、「経験」「客観視」「内省」「学習」という4つのプロセスで構成 ○国内外を問わない最適な人材に「学びのサイクル」を回す機会を与えることが何より重要