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価値ベースのマーケティング戦略論

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-492-55490-6
4-492-55490-4
税込価格 5,280円
頁数・縦 591P 22cm

商品内容

要旨

伝統的なマーケティングは、市場シェアの向上や消費者認知の引き上げなどを目的としてきた。しかしこの枠組みも、市場シェアと長期的利益、消費者認知とブランド構築の関係が薄れてきた今日ではもはや有効に機能しなくなりつつある。では、いまマーケティングに求められていることとはいったい何なのだろうか。株主価値の最大化に寄与すること―これこそが、今日のマーケティングに課せられた使命である。本書は「市場シェアと消費者認知」では到達しえないマーケティングの真価を、財務的思考で引き出した革命的な書である。

目次

第1部 価値創造の原則(マーケティングと株主価値
株主価値アプローチ
マーケティング・バリュー・ドライバー
成長の必要性)
第2部 高価値創造戦略の策定(戦略的ポジション評価
価値ベースのマーケティング戦略)
第3部 高価値創造戦略の実行(ブランド・エクイティの構築
価値創造の価格設定
価値ベースのコミュニケーション
価値ベースのインターネット・マーケティング ほか)

出版社
商品紹介

マーケティングの存在意義を問い直し株主価値分析を用いた戦略の策定・評価などマーケティングに財務的視点を取り入れた革新的な書。

著者紹介

ドイル,ピーター (ドイル,ピーター)   Doyle,Peter
ウォーリック・ビジネス・スクール教授。ロンドン・ビジネス・スクール、INSEAD、ブラッドフォード大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。マーケティングおよび事業戦略の分野で世界的に知られる。コカ・コーラ、IBM、ネスレ、ウォルマートなど世界的な大手企業に対する豊富なコンサルティング経験をもち、イギリス内閣府、公認会計士協会をはじめ数多くの専門機関の顧問も歴任
恩蔵 直人 (オンゾウ ナオト)  
早稲田大学商学部教授。早稲田大学商学部卒業後、同大学大学院商学研究科を経て、1996年より現職。専攻はマーケティング戦略
須永 努 (スナガ ツトム)  
1999年早稲田大学商学部卒業。エプソン販売株式会社、早稲田大学大学院商学研究科修士課程を経て、現在、同大学大学院博士後期課程に在籍中
韓 文煕 (ハン ムンヒ)  
1992年高麗大学経営学部卒業。韓国産業銀行、早稲田大学大学院商学研究科修士課程を経て、現在、同大学大学院博士後期課程に在籍中。2002年より早稲田大学商学部助手
貴志 奈央子 (キシ ナオコ)  
2000年早稲田大学商学部卒業。早稲田大学大学院商学研究科修士課程を経て、現在、東京大学大学院経済学研究科博士課程に在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)