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BCG経営コンセプト 構造改革編

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-492-55773-0
4-492-55773-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 190P 22cm
シリーズ名 BCG経営コンセプト

商品内容

要旨

戦略の実行能力を高める組織メソッド。日本で設立50年を迎えたBCGの最新経営手法。

目次

第1章 イネーブルメント―自律的に改革を続ける組織へ
第2章 プライシング―顧客の信頼を失わない巧みな値上げ
第3章 スマートデザイン―組織設計の新しいアプローチ
第4章 調達コスト削減とリーン・オペレーション―継続的にコスト削減・効率化を続ける企業体質をつくる
第5章 ポートフォリオ再構築―「買収・統合・売却」巧者となるために必要なもの
第6章 トランスフォーメーション―企業の将来を変えるための再起動

おすすめコメント

戦略を実行能力を高める 組織メソッドを鍛える 日本で設立50年を迎えた ボストン コンサルティング グループの最新経営手法 本書で解説されているのは、ボストン コンサルティング グループ(BCG)の経営メソッド。BCGは1963年にアメリカのボストンに誕生し、初期にはエクスペリエンス・カーブ(経験曲線)、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)など、経営史に残るコンセプトを開発・発表してきた。その後に開発されたBCGの経営手法をそのOBであり、そして、早稲田大学ビジネススクール教授である菅野寛氏が解説しているのが本書である。ビジネスを取り巻く環境の変化は加速し、いくつもの変化が重なり合い、複雑さを増している。こうした中で求められるのは、飛躍的な成長(イノベーション)を実現する経営手法、そしてそれを実現する組織能力である。本書は飛躍的な成長を実現するための組織能力を高める経営手法に焦点を当てている。プライシング、組織デザイン、調達コスト削減、リーン・オペレーション、ポートフォリオ再構築など、企業の本質を変え、戦略をきっちり実行するために「企業体質転換」を図るための経営メソッドがくわしく解説されている。飛躍的な成長を実現する経営手法については、姉妹本である『BCG 経営コンセプト 市場創造編』(内田和成著)に詳しい。

著者紹介

菅野 寛 (カンノ ヒロシ)  
東京工業大学工学部卒。同大学院修士課程修了。日建設計に勤務後、米国カーネギーメロン大学にて経営工学修士取得。その後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)にて十数年間、日本およびグローバル企業に対してさまざまなコンサルティング・サービスを提供。BCGテクノロジー、メディアおよびテレコミュニケーション専門部会のアジア/パシフィック地区リーダーを経て2008年より一橋大学大学院国際企業戦略研究科(一橋ICS)教授。2016年より早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田ビジネススクール)教授に就任。現在、オムロンヘルスケア、WOWWOWなどの社外取締役を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)