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人工知能が金融を支配する日

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-492-58108-7
4-492-58108-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 226P 19cm

商品内容

要旨

ファイナンスとテクノロジーを熟知した専門家が予言する、残酷で不可避の未来。AIによる最初にして最大の業界破壊が始まる!10の360乗のパターンを分析し、100万分の1秒で執行するロボットが、自ら学習する能力を身につけたとき、金融に人の居場所は残されているのか?

目次

00 金融とテクノロジーの表舞台と裏舞台
01 金融市場はロボ・トレーダーだらけ
02 今、ヘッジファンドは何を考えているのか?
03 資産運用では人はロボットに勝てない
04 世界を変える人工知能の進化
05 ロボットに奪われる金融の仕事
06 金融ロボット後進国、日本の危機
Conclusion 表舞台と裏舞台の両方から変わる金融界

おすすめコメント

今、IBMやGoogleの人工知能研究者が、次々とヘッジファンドに引き抜かれている。彼らは最新の人工知能のテクノロジーを駆使し、驚異的な分析能力と取引速度を有するロボ・トレーダーの開発することで、富を独占しようとしているのだ。また、人工知能の進歩は、大規模に、急速に、金融業界の雇用を奪おうとし始めている。本書では、あまり報道されることのない金融業界と人工知能の「裏舞台」を喝破する。

著者紹介

櫻井 豊 (サクライ ユタカ)  
金融市場と金融商品、及び金融技術の専門家。1986年に早稲田大学理工学部数学科を卒業し東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。2000年にソニーのネット銀行設立メンバーに加わり、ソニー銀行執行役員市場運用部長などを経て2010年よりリサーチアンドプライシングテクノロジー株式会社(RPテック)取締役。入行以来ほぼ一貫して金融市場におけるさまざまな金融商品を用いたトレーディング、資産運用などの業務に従事し、金融市場の実態、理論とそこで使われる技術を熟知する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)