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リアル・オプション 経営戦略の新しいアプローチ

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-492-60105-1
4-492-60105-8
税込価格 3,960円
頁数・縦 290P 22cm

商品内容

要旨

リアル・オプションは、すでに多くのアナリストたちによって投資プロジェクトの価値や企業価値を測るツールとして用いられている。本書は、リアル・オプションの基本的な考え方を紹介するとともに、多くのケーススタディを用いて、リアル・オプション手法が具体的にどのように機能するのかを解説する。

目次

第1部 リアル・オプションの可能性(不確実性によって生まれる機会
オプションの価格評価―ノーベル賞を勝ち取った解決法 ほか)
第2部 リアル・オプションによる問題の解法(リアル・オプションの具体的解法―4段階アプローチ
オプション価値の評価方法 ほか)
第3部 応用問題のポートフォリオ―リアル・オプションのケーススタディ(ベンチャー企業の評価
ベンチャー企業への投資 ほか)
第4部 まとめ(リアル・オプション的な問題設定
割引キャッシュフロー法とボラティリティー推計の速習)

おすすめコメント

米国で話題の新しい投資分析手法! 投資価値評価の具体的ノウハウ! 革新的な企業価値評価ツールとして注目を集めている、リアル・オプションについて、基本的な考え方から現実的な対応までをケーススタディに基づき徹底解説。

著者紹介

アムラム,マーサ (アムラム,マーサ)   Amram,Martha
Vocomo Software社(カリフォルニア州パロ・アルト)社長。これまで投資価値評価、企業における意思決定、企業戦略に対してリアル・オプションを用いた分析をさまざまな企業に対して行ってきた。また、企業の投資活動に関する評価、戦略などについて企業経営者相手やアカデミックな場において多数の講演を行っている。マサチューセッツ工科大学卒業(Ph.D.)
クラティラカ,ナリン (クラティラカ,ナリン)   Kulatilaka,Nalin
ボストン大学ビジネススクール、ファイナンス学科教授。主として上級管理職MBAコースを担当。リアル・オプション、リスク・マネジメント、国際金融が専門。同分野における著書が多数あるほか、企業経営者相手やアカデミックな場での講演、世界のさまざまな企業に対するコンサルティングを行っている。マサチューセッツ工科大学卒業(Ph.D.)
石原 雅行 (イシハラ マサユキ)  
1965年生まれ。早稲田大学理工学部卒業、ボストン大学経営大学院卒業(MBA)。1989年日興証券(株)入社。債券部門において内外債券のディーリング業務を経験、1998年より日興アセットマネジメント(株)に在籍。現在グローバルボンド運用部円債チーム チームリーダー兼チーフ・ファンドマネージャー。日本証券アナリスト協会検定会員、米国公認証券アナリスト(CFA)
中村 康治 (ナカムラ コウジ)  
1968年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業、ボストン大学大学院経済学部卒業(経済学修士)、ボストン大学経営大学院卒業(MBA)。1992年日本銀行入行。企画室等を経て、2000年より調査統計局経済調査課にて景気分析を担当
吉田 二郎 (ヨシダ ジロウ)  
1970年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、マサチューセッツ工科大大学院修士(不動産金融)。1992年日本開発銀行入行。都市開発・情報サービス業などの融資業務、地域開発の企画業務等を経て、1999年より日本政策投資銀行 政策企画部 副調査役。日本不動産金融工学学会理事、経済産業省リアルオプション研究会委員、東京大学工学部都市工学科特別講師
脇保 修司 (ワキヤス シュウジ)  
1965年生まれ。東京大学法学部卒業。1990年住友銀行入行。通貨オプションディーラーなどを経て、1997年日興アセットマネジメント入社。グローバルボンド運用部シニアファンドマネージャーとして年金運用の傍ら、通貨戦略の統括に従事。2000年11月よりイー・デリバティブ・ドット・コムの創立に取締役CFOとして参加。会社立上げ終了後、2001年11月よりアルティマ・キャピタル・マネージメント取締役。日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)