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日本経済と財政政策 マクロ経済と財政赤字の分析

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 1987年3月
ISBNコード 978-4-492-62029-8
4-492-62029-X
税込価格 4,290円
頁数・縦 192P 22cm

商品内容

要旨

本書は、日本経済における財政政策のマクロ安定化機能について多方面からの分析を試みようとするものである。財政赤字の増大に伴う機動性の低下や大量の公債残高の累積など、近年財政政策をとりまく環境には確かに厳しいものがあり、財政政策の有効性低下が安易に主張される場合も多い。しかし、現実の政策運営に付随する諸問題と財政政策の有効性自体は厳密には区別して論じられるべきものであり、本書の狙いもまさにその点にある。

目次

第1章 財政政策のマクロ安定化効果―ケインズ経済学とマネタリズム
第2章 戦後日本経済と財政政策
第3章 政府支出の乗数効果の実証分析
第4章 公債の負担と財政政策
第5章 公債の純資産性とクラウディング・アウト
第6章 政府の財源調達と利子率
第7章 財政投融資の財源と金融市場へのインパクト
第8章 財政・金融政策の時系列分析