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銀行の戦略転換 日本版市場型間接金融への道

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-492-65337-1
4-492-65337-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 243P 20cm

商品内容

要旨

日本の銀行はバブル崩壊後、常に「縮み指向」で来た。反面、預金は依然として銀行に集まり続ける。こうしたなかで銀行が金融仲介の役割を果たしつつ収益向上を実現する金融形態が、「日本版市場型間接金融」である。全てをバランスシートに積み上げるビジネスモデルは過去のものだ。銀行は自らの資産を市場へと切り離したり、市場で取引されている商品を積極的にポートフォリオに取り込みながら、金融仲介機能を発揮していく。そこでは貸出―有価証券運用、デット―エクイティ、国内―海外等の「壁」を越えた発想と戦略転換が求められている。

目次

第1章 “二〇〇六年ショック”がもたらす日本版市場型間接金融
第2章 岐路に立つ邦銀のビジネスモデル
第3章 二〇〇六年度の資本市場と日本版市場型間接金融
第4章 市場の活用を通じた金融再生
第5章 リレーションシップバンキングは金融・経済をどう変える
第6章 日本の金融の針路

出版社
商品紹介

日本の金融構造が間接金融から直接金融へと転換する過渡期に現れると予想される「市場型間接金融」。その具体像と金融再生を見通す。

著者紹介

高田 創 (タカタ ハジメ)  
みずほ証券投資戦略部長チーフストラテジスト(日本証券アナリスト協会検定会員)。1982年東京大学経済学部卒。1986年英オックスフォード大学開発経済学修士課程修了。1982年日本興業銀行入行。人事部、国際営業第三部、市場営業部、職員組合専従、審査部、興銀証券投資戦略部を経て、2000年より現職。『証券アナリストジャーナル』編集委員、日本不動産金融工学会監事、財務省国債市場懇談会委員を歴任
柴崎 健 (シバサキ タケシ)  
みずほ証券投資戦略部シニアファイナンシャルアナリスト(日本証券アナリスト協会検定会員)。1989年一橋大学経済学部卒。2002年一橋大学大学院国際企業戦略研究科修士課程修了。1989年日本興業銀行に入行し、営業第一部、札幌支店、興銀証券市場営業グループ第一部、投資戦略部を経て、2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)