なぜ金融リスク管理はうまくいかないのか
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2009年11月 |
ISBNコード |
978-4-492-65428-6
(4-492-65428-3) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 269P 22cm |
商品内容
要旨 |
金融リスク管理は2つの信念に頼っている。1つは、リスク計測は小数点以下5ケタまで試算できるという信念、もう1つは、試算さえできればリスク管理の方向性が明らかになるという信念だ。しかし、これらの信念はどちらも危険である。リスク計測に過度に注力しても、適切な意思決定につながらなければ、真に役立つリスク管理とはいえない。大事なのは認知協和的なリスク管理ツールであり、不確実性の下でよりよい意思決定を行うことなのだ。リスク管理のプロ中のプロ(クォンツ)が、数式を使わずにリスク管理の限界を明らかにする。 |
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目次 |
第1章 本書の意義 |
出版社 商品紹介 |
100年に一度の危機はなぜ予測できなかったのか。複雑なモデルはなぜ役に立たなかったのか。リスク管理の限界とは。 |