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銀行リスクと規制の経済学 新しい銀行論の試み

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 1990年6月
ISBNコード 978-4-492-68059-9
4-492-68059-4
税込価格 4,840円
頁数・縦 228P 22cm

商品内容

要旨

本書が、情報の経済学と現代ファイナンス理論の成果の助けをかりて、とくに解明の対象としようとするのは、金融システムのうち、現代の銀行活動の変化とそれに対する政府介入のあり方という側面である。現下の金融変革は、しばしば金融自由化と呼ばれることからも知られるように、銀行産業に対する規制(政府介入)システムの再構成を最大の焦点とするかたちで展開しており、こうした銀行規制システムの再編を必然化しているものは、現実の銀行活動の変化に他ならない。それゆえ、こうした側面から金融変革について考察を加えることは、十分に正当化できるアプローチといえよう。

目次

銀行の経済的機能
銀行リスク(条件付き請求権分析
利子率リスクの管理
銀行危機と政府介入)
銀行規制(セイフティ・ネット
資本構成と債権譲渡
業際規制と制度改革)